占部産婦人科

2024.6.26

RSウィルスワクチン(アブリスボ)接種開始のお知らせ

RSウイルスは、ほぼすべての乳幼児が2歳までに感染するとされ、生後6ヵ月齢未満で感染すると重症化するといわれています。日本では、毎年約12万~14万人の2歳未満の乳幼児がRSウイルス感染症と診断され、その約4分の1が入院を必要とすると推定されています。RSウイルス感染による2歳未満の乳幼児の入院は生後1~2ヵ月時点でピークとなるため、生後早期から予防策が必要とされています。

アブリスボは、妊婦を接種対象とするRSウイルス母子免疫ワクチンで、妊婦接種により胎盤を通じて胎児へ抗体が移行することで乳児におけるRSウイルス感染症の予防効果があります。発症予防効果は50%、重症予防効果は80%とされています。

当院で摂取ご希望の妊婦様に接種を行います。対象は妊娠24週~36週までの妊婦様ですが臨床効果から当院では28週~36週までを推奨します。1回投与で筋肉注射となります。接種2週間後以降より効果が期待できますが、保険適応外のため自費(33,000円(診察料・税込)となります。当院では接種を推奨いたします。

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